延暦寺東塔へ行くと何が見れる?おすすめの観光方法とは?
滋賀県の南西側にそびえる
「比叡山(ひえいざん)」
ここに3ヵ所に分かれている
大きなお寺があります。
「延暦寺東塔」
「延暦寺西塔」
「延暦寺横川」
この3つのお寺は世界遺産に認定され
観光地としても有名な場所です。
そんな延暦寺に行くと何が見られて
何ができるのか?
実際に行ってみてご紹介していきます!
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延暦寺
延暦寺には延暦寺という建物が
建っているわけではなく、
境内に100ほどの数も点在する
「お堂」すべての総称が、
「延暦寺(えんりゃくじ)」です。
今回は延暦時の東塔・西塔・横川の
3ヵ所の中でも一番の観光地である、
延暦寺東塔を見ていきますよ!
延暦寺東塔
比叡山の一番南側に位置する
「延暦寺東塔(とうどう)」
延暦寺では3つに分かれている
「東塔・西塔・横川」
それぞれの場所に
中心となる「仏堂」があります。
この中心となる仏堂のことを
「中堂」と呼びます。
この「中堂」の中でも
一番大きい建物が東塔にあります。
が!一番大きい建物は少し後にして
まずは観光していった順番に、
見てきた場所をお伝えしていきますね!
国宝殿
東塔の入口から入って
すぐ左手に見えてくる
「国宝殿(こくほうでん)」
国宝物が多数あり、
入館は別料金となっています。
国宝殿にも入館する場合は
入口のチケット売り場で、
セット販売していますので
国宝殿に入館する場合は、
あらかじめ購入が必要ですよ!
大講堂
「大日如来」が祀られている
「大講堂(だいこうどう)です。
比叡山東塔の入り口から入り
坂を登ると左手に見えてきます。
大講堂の近くには
一打50円でたたける
「鐘燐(しょうろう)」
があります。
観光客が結構並んでいたので
同じく鐘楼を鳴らそうと並んでいたら、
賽銭箱の前に
「連
打
禁
止」
という木札が立てかけて
ありました。(゜-゜;)
連打する人がいるんですね・・
萬拝堂と一隅会館
萬拝堂
「根本中堂」から南に坂を登ると、
「千手観音」の「御朱印」を行っている
「萬拝堂(まんぱいどう)」があります。
堂内には、「千手観音」が祀られていて、
その周りにある大きな数珠を
回しながら、時計回りにお参りする
というちょっと変わった参拝方法に
なっていました(゜o゜)
御朱印も人気があり、平日でも
ちょっとした列ができていましたよ!
一隅会館
「萬拝堂」に隣接している
「一隅会館(いちぐうかいかん)」
休憩所になっていて、
「周辺地域のパンフレット」
「カフェの割引券」
「比叡山の立体模型」
などが置いてあります。
また地下に降りる階段があり、
地下一階に降りると
比叡山御用達「鶴喜そば」
という”そば屋”があります。
ランチにちょうど良いので、
山の名前がついていた
「比叡山そば(730円)」
を食べてきましたが、
山菜が色々のっている
「五目そば」という感じでした。
観光中の休憩所としては良い場所でしたよ!
■ランチ場所の詳細はこちら
大黒堂
日本の「大黒天」発祥の地と
言われている「大黒堂」です。
比叡山の「大黒天」は
「三面出世大黒天」と言い、
七福神で見る大黒天とは違い
大黒天(だいこくてん)
毘沙門天(びしゃもんてん)
弁財天(べんざいてん)
が合体した風貌になっています。
ご利益がありそうですね(゜o゜)
延暦寺会館
喫茶「れいほう」
比叡山の「宿坊(しゅくぼう)」
お食事処「望湖(ぼうこ)」
などが集まった建物です。
平たくいうと延暦寺の旅館ですね!
「精進料理」が食べられたり
「修行体験」もできる他、
琵琶湖の夜景が一望できる
大浴場は特に人気があるので、
延暦寺の観光をするなら一度は
泊まってみたい宿坊ですよ!(゜-゜)
カフェの割引券は「一隅会館」に
置いてあったので、
珈琲など飲み物を飲む際は
持っていくと安くなりますよ!
文殊楼
延暦寺会館から西の階段を登ると
「文殊楼(もんじゅろう)」
が建っています。
延暦寺の「山門」ですね!
今は別の道もありますが、
昔は徒歩で山を登り
この「山門」をくぐって「根本中堂」へ
行っていたわけですね!
文殊楼の中は参拝できるため
門の両側に2階へ登る階段があります。
階段を登ると
「文殊菩薩(もんじゅぼさつ」
が祀られているので、
受験生の合格祈願に人がある場所ですよ!
根本中堂
延暦寺東塔の「中堂」は
「根本中堂(こんぽんちゅうどう)」
と呼ばれていて、
東塔で一番大きな仏堂でありながら
延暦寺の「総本堂」となっています。
国宝にも認定されている建物なので
東塔では一番の観光スポットですね!
こういった大きな「中堂」では
中心となる仏像があり、
「根本中堂」では
「薬師如来(やくしにょらい)」が
中心となる仏像となっています。
薬師如来
薬師如来については所説あるので
細かいことはおいてざっくりまとめますと、
薬師如来は仏の中でも数少ない、
現世での苦しみを取り除き
平穏を司る仏とされています。
来世が良くなるように祈る
阿弥陀如来を祀るお寺が多いので、
薬師如来を祀るお寺は珍しいわけですね!
阿弥陀堂
「根本中堂」から「萬拝堂」へ
つながる大坂を登り、
「鐘楼」がある道の一つ下の道を進みます。
真っすぐ進むと緩やかな坂に
なっていて階段が見えてきます。
階段を登ると「阿弥陀堂」や
「法華総持院東塔」がある
場所に到着です。
こちらの「阿弥陀堂」では地球ではなく
宇宙で一番偉いとされている
「阿弥陀如来」が祀られています。
地球で最初に仏のさとりを開いたのは
「お釈迦様」と言われていますが、
そのお釈迦様が私の先生と説いたのが、
「阿弥陀仏」とされています。
宇宙一とは規模が桁違いですね!
「阿弥陀堂」の裏手からは
「比叡山西堂」へとつながる
参道が通っているので、
時間と体力があれば、
「西堂」まで行くこともできますよ!
徒歩20分ほどの道のりです。
駐車場へもどる場合は、
「阿弥陀堂」前の階段を下り、
「大講堂」や「国宝殿」が
建っている道へ戻ると、
スタート地点に戻ります。
延暦寺の東塔はここまでで
次回は西塔についてご紹介していきます!
延暦寺の東塔まとめ
「延暦寺東塔」は延暦寺全体で見ると
一番参拝場所や御朱印場所が多く、
全部周ると結構時間が必要になります。
今回、車で延暦寺に行きましたが
駐車場へ着いたのが12時で、
西塔へ向かう時には14時でした。
そば屋で30分ほどいたので、
各お堂を周っていた時間は
1時間30分ほどです!
観光する際の参考に
して頂ければと思います。
国宝殿では重要文化財に指定された、
延暦寺の仏像や仏画などが観られるので
延暦寺東塔へ行った際んみは、
是非、見てきてくださいね!
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