倉敷の阿智神社はどんな観光地?何の厄払い神社?
岡山の倉敷市の美観地区にある
「阿智神社」
美観地区の北東側に広がる
「鶴形山」の頂上に鎮座しています。
阿智神社で祀られているのは、
「宗像三女神
(むなかたさんにょしん)」
という、日本各地で祀られている
三柱の女神になります。
航路・道路などの『道』にまつわる
最高神とされているため、
航海の安全や交通安全の神様
として祀られているわけですね!
今回は美観地区から「鶴形山」を
登って行きたいと思います。
もくじ
阿智神社
「鶴形山」は美観地区の北側に広がる
小さな山なので、
登るといってもお散歩程度の道なりです。
鶴形山は東から順に
「鶴形山公園(つるがたやま)」
「阿智神社」
「観龍寺」
と、東西に伸びるているので
順番に観光して周るのがおすすめです!
ちなみに山頂まで行くと
美観地区を見渡すこともできるのですが、
美観地区は街中を歩いて見るほうが
綺麗なのでおすすめです(゜-゜)
阿智神社の境内
阿智神社はふもとから
石段を登って本殿へ行きます。
この石段は段数にちなんだ
名前がついていて、
最初の88段「米寿段」
次の61段には「還暦段」
随神門(ずいしんもん)へ向かう
33段には「厄除段」
そして随神門の7段と拝殿の5段を登り、
荒神社(こうじんしゃ)の
3段で神の身の内へと入り、
生命力の根源に達するとされています。
随神門(ずいしんもん)
随神門(ずいしんもん)は
神域に邪悪なものが入らないように防ぐ
御門の神を祀っている門のことです。
大きな神社には大体ありますが、
左右に門番となる守り神が
立っている門のことですね!
拝殿(はいでん)
阿智神社の拝殿は
「注連縄(しめなわ)」が特徴的で
通常よりも太い縄を
3本つかって作られています。
阿智神社では12月になると
「注連縄奉張祭」が行われ、
町の方と協力して
新しい注連縄に張り替えられます。
大きな注連縄を3本も束ねると
なかなかの迫力があります(゚△゚;)
荒神社(こうじんじゃ)
荒神はかまどの神様や火の神様
として知られていますが、
阿智神社では水の御祭神として
祀られているようですね!
天津磐境(あまついわさか)
境内マップには「鶴亀の磐境」と
書かれている場所ですが、
こちらに鶴組石と亀組石があります。
磐境(いわさか)は祭祀を行なう
強力な神域を指すので、
要は「パワースポット」
ということですね!(゜o゜)
絵馬殿(えまでん)
旧社殿を移築してできた
「絵馬殿」です。
この場所からは美観地区の景色を
一望できる展望台のようになっていて、
座る場所も設置されているので
景色の良い休憩場所になっています。
石段を登って疲れたら
ここで一休みです(゜-゜)
阿智神社周辺のおすすめスポット
阿智神社がある同じ美観地区に
ゆっくり休める人気のカフェの
「三宅商店」があります。
阿智神社の階段を登って疲れた後は
一度見に行ってみてくださいね!
鶴形山公園
阿智神社の東側にある公園で、
岡山県の天然記念物となっている
「阿智の藤」という珍種が見られます。
通常の藤は20㎝から
せいぜい80㎝とされていますが、
阿智の藤は2m近くまで伸びるため
全国一の巨樹とされています。
また、樹齢も300~500年
と推測されているので、
同種の藤では最も「最古の樹木」
ということになります。
4月の下旬から5月上旬が
開花時期になりますので、
毎年、阿智神社では
「藤祭り」が行われています。
この時期に倉敷へ行くことがあれば
是非見ておきたい場所ですね!
阿智神社のまとめ
阿智神社と鶴形山公園は
隣接しているので、
倉敷を観光する際は
合わせて観光すると良いですよ!
鶴形山公園の道からそのまま
「観龍寺」まで繋がっているので、
合わせて観光することもできます!(゜o゜)
ちなみに宗像三女神
(むなかたさんじょしん)の総本宮は
「宗像大社」がある福岡県の
宗像市になるので、
いつか行ってみたいですね!
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