伏見稲荷大社のお守りの種類や授与時間は?祭神はどんな神様?
京都の観光スポット「伏見稲荷大社」特集!
今回は伏見稲荷大社のご利益がある
人気のお守りや授与所の営業時間と合わせて、
伏見稲荷大社ってそもそも何の神様を
祀っているの?
という内容についてご紹介していきます!
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伏見稲荷大社のお守り~ご利益編~
伏見稲荷大社と言えば
全国に30,000社以上あると言われる
稲荷神社の総本宮になりますが、
そのご利益が何なのかご存じでしょうか?
稲荷神社と言うと、ぱっと頭に浮かぶのは
狐の神様というイメージですが、
実は狐を祀っているわけではありません。
元々は「稲が成る」という意味で
「五穀豊穣」のご利益が主体となっていて、
祀られているのは「稲荷神」なのです。
「五穀豊穣」は穀物の売買に繋がるため
現在では「商売繁盛」のご利益のほうが、
イメージが強くなっているところも
ありますね!
古くからこの「商売繁盛」をご利益として
全国各地から「千本鳥居」の一つを建てに、
京都の伏見稲荷大社へ訪れるわけですね!
ですのでお守りも「商売繁盛」や
「五穀豊穣」が人気なのです。
伏見稲荷大社のお守り~種類編~
伏見稲荷大社のご利益は
「五穀豊穣」ということで、
衣食住のご利益がある「達成の稲穂守」や、
「稲を収納する倉庫を開く」という
開運のご利益がある「達成のかぎ守り」など、
色々な言い伝えがある神器を模した
お守りもあります。
そんなお守りの中でも個人的に
気に入っているのは、
「奥社奉拝所」にしかない「白狐守」です!
「白狐」は「稲荷神」の使いとされていて
ご利益は「開運」「厄除け」です。
小さな鈴がついた木製のお守りが
ストラップになっているので、
伏見稲荷大社へ行った際は
千本鳥居を抜けた先にある、
「奥社奉拝所」を見てきてくださいね!
ちなみに「奥社奉拝所」には思ったより
軽ければ願いが叶い、
重ければ願いが叶いにくくなるという
有名な「おもかる石」がある場所です。
合わせて試してきてくださいね!
伏見稲荷大社のお守り~授与所の時間編~
伏見稲荷大社は24時間いつでも
参拝が可能な神社ですが、
お守りを授与している時間は
もちろん制限があります!
時期によっても変わりますが、
「8:30~16:30」が基本的な時間です。
伏見稲荷大社の千本鳥居は
何もくぐれるサイズだけではなく、
授与所で色々なサイズのお守りが
並んでいますよ!
ミニミニサイズの千本鳥居や
千本鳥居のストラップなど、
お守りの種類はたくさんあります。
伏見稲荷大社のお守り~授与所編~
境内には主に2カ所の販売所があって、
1つは本殿を正面に見て左側にある
お守りの授与所と、
千本鳥居を通った先にある
「奥社奉拝所」の授与所です。
「奥社奉拝所」でしか授与されていない
お守りもいくつかあるので、
どのお守りを選ぶかは両方を見てから
決めるのがおすすめですよ!
伏見稲荷大社のお守り~千本鳥居の奉納~
伏見稲荷大社の象徴とも言える
「千本鳥居」ですが、
こちらは神社が人気を出すために
建てている・・
と言うわけではなく、
人々の願いが守られたり
願が通ったという方が、
感謝を込めて奉納されるので、
鳥居の数だけ願いが叶っている
というわけです。
伏見稲荷大社のお守りとしては
一番思いが強く効果がありそうですね!
ちなみに千本鳥居はサイズ別で
初穂料が設定されていて、
伏見稲荷大社の社務所へ申請すれば
誰でも奉納することができますよ!
サイズ別で初穂料を並べると
5号:17万5000円
6号:38万3000円~
7号:48万2000円~
8号:70万8000円~
9号:82万6000円~
10号:130万2000円~
となっています。
奉納場所は稲荷山の頂上まで
いたるところにあるため、
場所によっても初穂料が変わりますが
基本はこちらの値段となっています。
いつか頂上の「一ノ峰」に10号の
鳥居を奉納してみたいものですね!
伏見稲荷大社のお守り~祭神編~
伏見稲荷大社の祭神は「稲荷神」
ということで、
「ウカノミタマの神」と呼ばれる
五穀豊穣の神様です。
現在では「稲荷神=白狐」というイメージが
強く根付いていますが、
「白狐」は「ウカ神」の使いなので、
神社では「祭神」と「白狐」は
区別されていますよ!
平安時代から狐を「神使い」とする
信仰が広まっていき、
江戸時代に入ってから
今度は「稲荷神」が「商売の神」として
公認されるようになりました。
そこから伏見稲荷大社の人気が
一気に高まったとされています。
以降、全国各地に稲荷神社が広まり
急激に人気が出たことから「流行り神」とも
呼ばれている時代があったそうです。
色々な歴史があった末に今の「稲荷神」が
誕生したというわけですね!
伏見稲荷大社のお守り~宇迦之御魂神編~
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は
伏見稲荷の祭神ということですが、
一体どこで祀られているのでしょうか?
普通に考えたら「本殿」とか頂上にある
「一ノ峰」のような主要な場所に、
鎮座していると思いませんでしょうか?
そう思って一度調べにいったときのお話です。
伏見稲荷大社の本殿に行ってみると
こうなっていました。
重要文化財に指定されている本殿にて、
「下社摂社」「中社」「下社」「上社」
「中社摂社」
この五社が一緒に祀られているようです。
個別にみていくと
「下社摂社」:田中大神
「中社」:佐田彦大神
「下社」:宇迦之御魂大神
「上社」:大宮能売大神
「中社摂社」:四大神
下社に宇迦之御魂神の名前があります。
そして中央座に鎮座していると
なっているのですが・・
いませんでした!!
祭事にしか鎮座していないのでしょうか・・
頂上は「末広大神」が祀られているので
「宇迦神」はそもそもいませんし・・
7月の「本宮祭」とかなら見れるかなと
思って、一ノ峰から降りて伏見稲荷の
「裏参道」を歩いていると・・
(´△`) えっ?
いました・・・
何故こんなところにいるのか不明ですが
こちらが「宇迦之御魂神」の社です。
日本書紀や古事記では「宇迦之御魂神」の
性別が分かる記述は無いとされていますが、
古くから「女神」として信仰がある
とされています。
ただ、時間が遅かったためか
閉まっていました・・
またリベンジするしかなさそうですね。
境内から少し離れた場所ですが
きっちり見つけられたので、
拝んで帰ることにします。
゜(-m-)パンパン
スポンサーリンク伏見稲荷大社のお守りまとめ
現在の伏見稲荷大社のご利益は
主に「商売繁盛」ということで、
お守りの授与だけでも良いのですが、
いつか鳥居を奉納してみたいですね!
鳥居を奉納したときには
またご紹介させて頂きますので、
その時はぜひ伏見稲荷大社へ
見に行ってみてくださいね!